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「無理する家計」に転化するおそれがある

高所得層では、「非常に困難」とした者は二%で、ほとんどの者が負担できると考えているのに対して、低所得層では一五%が「非常に困難」としている。これに「難しい」と答えた者を加えても、高所得層では六%に対して、低所得層では三九%と約四割の者が大学進学の経済的負担に困難を感じている。このように、国公立大学自宅通学なら教育費負担が可能であると考えていても、教育費負担は親の進路希望に影響を与えていることは明らかである。さらに、最も負担が重いと考えられる私立自宅外通学の場合では、高所得層では、「非常に困難」としている者は一六%と少なくなっているのに対して、低所得層では、五五%と半数以上の親が負担は非常に困難と考えている。また、低所得層の親で「負担できる」としているのは約一割しかない。低所得層にとって、私立自宅外通学はきわめてハードルの高い高等教育機会であることがわかる。次のような声は、私立大学に進学した子どもを持つ親の気持ちをよくあらわしている。国立大へ合格できると思っていたのですが、合格できず私大へ。一番の不安は国立大の三倍かかる授業料。一年分け払うことができたがあと三年間払えるのかどうか不安との闘いです。子どもは喜んで大学へ通っています。学費を工面しなければという思いでいっぱいです。子どもは喜んで大学に通っているから、親は何とかして学費を工面しようとしている。この家計も「無理する家計」に転化するおそれがある。

(参考)
学資保険の総合比較サイト|学資保険市場
http://gakushi.hokende.com/