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清掃員はリサイクルのプロに変身してもらう

確かに、理想的にはごみが家庭での削減やリサイクルで、限りなくゼロに近づくようにしようとするものですので、労働組合ではその不安を代弁した拒絶反応を示す人もいます。彼らは通常、週二回程度、同じ地域のごみを収集して回っていますので、この地区は水っぽいごみが多いとか、あそこは空き缶が多いとか、地域のごみについてはプロなのです。その人々にソッポを向かれていてはリサイクルも進めにくいのです。私は清掃作業員をごみのプロとして、就労を保証しながら、リサイクルに協力してもらう体制を整える必要があると思います。大阪の八尾市の清掃現業組合では、その問題を早くから組合内で討議し、一九九〇年ごろから自主的に古紙などの多い家庭、瓶、缶の多い家庭などには、それらを集団回収に出してほしいと呼びかけたり、修理して使えるような粗大ごみや道具類を集めて修理し、年一〜二回、市と共催してごみフェアを開いて、市民の希望者に抽選で差し上げる事業を行ってきています。東大阪市でも、清掃作業員の一部の人々を市長がリサイクル指導員に任命して、缶や瓶の分別収集の現場での指導に当たっています。集団回収での仕分けの指導などに出向いているところもあり、住民と親しくなって、生き生きと仕事するようになっています。ごみのプロからリサイクルのプロに変身してもらうのです。